【比較】ドキドキ文芸部プラスは『ドキドキ文芸部』と何が違う?【ネタバレ注意】

ゲームのネタバレ防止のため、この記事を読む前に以下の質問にお答えください。

【質問1】過去にドキドキ文芸部(DDLC、Doki Doki Literature Clubの略)をプレイしたことがありますか?
はい→質問2へ
いいえ→質問3へ

【質問2】ドキドキ文芸部のエンディングを一度でも見たことがありますか?
はい→この記事を読んでもOKです!
いいえ→この記事はまだ読まず、一度エンディングを見てきてください

【質問3】WindowsまたはMacのパソコンを持っていますか?
はい→この記事はまだ読まず、まずはパソコン専用のドキドキ文芸部のプレイをお願いします
いいえ→質問4へ

【質問4】Nintendo Switch/PS4/PS5/Xboxのいずれかを持っていますか?
はい→この記事は読まず、ドキドキ文芸部プラスを購入してプレイをお願いします
いいえ→WindowsかMacのパソコン、またはNintendo Switch/PS4/PS5/Xboxのいずれかを用意してください


注意

ここから先はパソコン専用のドキドキ文芸部をプレイ済みで一度はエンディングを見たことがある上でドキドキ文芸部プラスを知りたい方に向けた記事になります。ドキドキ文芸部本編のネタバレを含むため、閲覧にはご注意ください。




















この記事ではドキドキ文芸部と比較したドキドキ文芸部プラスについて解説します。

一言で言ってしまえばドキドキ文芸部プラスはドキドキ文芸部のキャラクターや世界観をもっと知りたい方向けのゲームと言えます。追加要素はあれど、ゲーム本編のストーリーやエンディングが変わるわけではないので。

いわばドキドキ文芸部プラスはドキドキ文芸部のファンのためのゲームと言った感じ。

「ドキドキ文芸部は無料でプレイできたのにお金を払ってまでドキドキ文芸部プラスをやる意味はあるのか?」って思っている方はぜひ参考にしてくださいね。

ドキドキ文芸部と比較したドキドキ文芸部プラスの特徴

詳細に入る前にまずはドキドキ文芸部プラスとドキドキ文芸部の違いを一覧でまとめました。

 ドキドキ文芸部プラス!ドキドキ文芸部!
サイドストーリーあるない
やりこみ要素あるない
楽曲数2613
ミュージックプレイヤーあるない
プレイできる環境Steam(Windows/Mac)
Nintendo Switch
PS4
PS5
Xbox
Steam(Windows/Mac)
Windows(非Steam)
Mac(非Steam)
金額有料(環境により異なる)無料

サイドストーリーが用意されている

ドキドキ文芸部プラスにはサイドストーリーという主人公が文芸部に入部する前のメンバー4人のお話が計6話収録されています。

サイドストーリーでは以下のような内容が語られます。

  • モニカが文芸部を立ち上げてから4人集まるまでの経緯
  • モニカ・サヨリ・ユリ・ナツキそれぞれの悩みや内面
  • メンバー同士の人間関係や友情

正直なところこのサイドストーリーこそドキドキ文芸部プラスの最大の売りと言えるでしょう。ファンの間でドキドキ文芸部の二次創作が流行る中、開発したTeam Salvatoが公式にメンバー4人に関するストーリーを新たに生み出したからです。

モニカ・サヨリ・ユリ・ナツキのことが好きで「そのキャラクターの背景や特徴をもっと知りたい!」という方にはきっと楽しめるはず。

ドキドキ文芸部プラスを購入するというのは「あなたがサイドストーリーをプレイしたいかどうか?」に尽きると言っても過言ではありません。

追加のイラストが収録されている

ドキドキ文芸部プラスにはドキドキ文芸部には無かった追加のイラストが収録されています。

先ほどのサイドストーリーで見られる新たなイラスト(CG)のほか、ドキドキ文芸部制作当初のラフ画やコンセプトスケッチなど「これはもうどう見てもファンのためだよなぁ」という秘蔵のイラストも見ることができます。

ゲーム内で特定の条件を満たすことで見られるイラストも多いため、やりこみ要素と言えますね。

追加の楽曲が用意されている

ドキドキ文芸部プラスではドキドキ文芸部と比較して楽曲数が倍になりました。

新しい楽曲のほとんどがサイドストーリーで流れる楽曲になります。音楽が違うと新鮮な気持ちでプレイできるかも?

可愛らしい楽曲から静かで癒される楽曲までいろいろ。音楽だけ聴いているとゲーム本編であんな鬱展開やホラー展開になるだなんてとても想像ができないレベル・・・(笑)

ミュージックプレイヤーがある

ドキドキ文芸部プラスにはゲーム内にミュージックプレイヤー(いわゆるサウンドテスト)が用意されています。

全曲順番に流すのはもちろんリピート機能で好きな曲だけ何度も聞くことができます。また、好きな曲だけを組み合わせたプレイリストを作ることもできます。

まぁドキドキ文芸部プラスに収録された音楽はYouTubeでも聴けるので「わざわざゲームを起動してまで流さなくてもいいよね」感はありますが(笑)

多くのゲーム機でプレイできるようになった

ドキドキ文芸部プラスは今までのWindowsやMacだけでなく、Nintendo Switchのほか、PS4やPS5、Xboxでもプレイできるようになりました。もちろんドキドキ文芸部同様にSteamでもプレイ可能です。

かつてSteam版で初めてプレイした身としては「ドキドキ文芸部も有名になったなぁ」と思わざるを得ないと言いますか。

これにより外出先でも気軽にプレイできるようになったのはもちろんのこと、パソコンを持っていない方でもプレイできるようになりました。

第三の目やProject Libitina関連のヒントが増えた

ドキドキ文芸部プラスにはドキドキ文芸部のイースターエッグ(隠し要素)であった第三の目Project Libitina関連のヒントが更に増えています。

「待て、何の話をしているんだ?」「言っていることの意味が分からない・・・」という方は以下の動画をまず見ていたただきたい。

簡単に言うと、ドキドキ文芸部にはゲーム本編とは直接関係なさそうな世界観について語られる隠し要素が含まれているのです。

  • モニカたちがドキドキ文芸部以外のゲームにも存在していることを示唆する話
  • 宗教団体による人体実験といったおぞましい話(Project Libitina)
  • 第三の目を開くことで血を欲するようになるといった話

こうした隠し要素から「ドキドキ文芸部の背後に隠された裏の設定はなんだ?」と考察するのもこのゲームの面白さでした。その考察を更に深めるためのヒントがドキドキ文芸部プラスには用意されています。

有料になった

ドキドキ文芸部は無料でプレイできましたがドキドキ文芸部プラスは有料です。

2022年9月25日現在のプラットフォーム別のドキドキ文芸部プラスの価格は以下の通り(パッケージ版はAmazonでの価格です)

プラットフォーム価格
Steam(Windows/Mac)1,520円
Nintendo Switch(ダウンロード版)1,980円
Nintendo Switch(パッケージ版)2,836円
PS4(ダウンロード版)1,980円
PS4(パッケージ版)2,312円
PS5(ダウンロード版)1,980円
PS5(パッケージ版)3,200円
XBOX1,781円

ゲーム本編のストーリーやエンディングはドキドキ文芸部だろうがドキドキ文芸部プラスだろうが同じなので、この記事で紹介した追加要素にお金を払おうと思えるかどうか次第ですね。

ドキドキ文芸部プラス(DDLC+)のことをDDLC DLC(ドキドキ文芸部に有料のダウンロードコンテンツ追加版)と書いている人もいて、なるほど確かになと(笑)

こんな人にドキドキ文芸部プラスはオススメ!

冒頭でも書きましたが、ドキドキ文芸部プラスはドキドキ文芸部のファンの方のゲームだと思います。

Nintendo Switchなどのゲーム機で発売されたことで幅広い層が遊べるようにはなりましたが、ドキドキ文芸部自体は2017年のリリース当時から今でもパソコンで無料でプレイできるので、ゲーム本編だけ楽しみたければドキドキ文芸部プラスを買う必要はないわけで。

だからこそドキドキ文芸部プラスはこんな人にオススメしたい!

  • 公式が描くストーリーを楽しみたい方
  • 考察するのが好きな方
  • 自宅にPCが無い方

公式が描くストーリーを楽しみたい方

これも繰り返しになりますが、やはりドキドキ文芸部プラスの一番の売りはサイドストーリーでしょう。

サイドストーリーとは主人公が文芸部に入部する前のエピソードであり、モニカ・サヨリ・ユリ・ナツキ一人ひとりの心情はもちろん、メンバー同士の友情についても描かれています。

ドキドキ文芸部はパソコンで無料でプレイできることもあり、世界中のファンによるMOD(Modificationの略で、改造データのこと)が作られました。つまり、ファンによる非公式の二次創作が色々と作られたのです。

これは悪い意味で言っているわけではありません。むしろMODのおかげでドキドキ文芸部のファンは更に増えただろうと思っているので。

そんな中でドキドキ文芸部プラスの発売に伴い、新たなストーリーが公式によって追加された意味は大きいでしょう。公式がキャラクターやストーリーの設定を新たに定義したことで、それらをベースにした二次創作も可能になるからです。

もっとドキドキ文芸部の世界に浸りたい方にはドキドキ文芸部プラスはお金を払ってでもプレイする価値はあるでしょう。

考察するのが好きな方

2017年のドキドキ文芸部のリリースから4年近い月日が経ち、ドキドキ文芸部プラスがリリースされたことでドキドキ文芸部の背景にある世界や設定の考察をより進めるためのヒントが増えました。

それらのヒントは、ゲーム本編だけをプレイしている人からしたら「なにこれ???」と思ってしまうようなものでしょう。「これゲームになんの関係があるの?」って具合に。

ただ、ドキドキ文芸部というゲームは、ドキドキ文芸部を生み出したTeam Salvatoが描こうとしている世界のほんの一部に過ぎません。

『のほほんとした恋愛ゲームと思いきや一気にホラーへと叩き落とされるギャップ』や『モニカが第4の壁を破る演出』や『プレイヤーがゲームのファイル操作をすることでゲームの進行に変化をもたらす体験』などがドキドキ文芸部の面白さだと思う人は多いでしょうが、ドキドキ文芸部の背景にある世界や設定について考察することも同様に面白いものなのです。

そんなドキドキ文芸部プラスには『ドキドキ文芸部』以上に第三の目やProject Libitina関連のヒントが増えました。

以下はほんの一例ですが、ドキドキ文芸部プラスをプレイすることできっとドキドキ文芸部に対する考察が深まるはず!

  • ドキドキ文芸部というゲームはなぜ存在するのか?
  • ドキドキ文芸部の背後にどんなストーリーが隠されているのか?
  • そもそもモニカとは一体なんなのか?
  • 第三の目やProject Libitinaはドキドキ文芸部にどう影響しているのか?
  • ドキドキ文芸部開発元のTeam Salvatoは今後どんなゲームをリリースしてくるだろうか?

自宅にPCが無い方

ドキドキ文芸部プラスがNintendo Switchなどのメジャーなゲーム機で発売されたことで、パソコンを持っていない人でも2000円前後でドキドキ文芸部の本編を楽しめるようになりました。

まぁパソコンが無いなら「ネットカフェにでも行ってまずは無料のドキドキ文芸部をプレイしてみてもいいんじゃない?」とは思いますが、どうしても難しいという方もいることでしょう。

ドキドキ文芸部プラスはドキドキ文芸部に追加要素を加えたゲームであるため、プラスだろうがそうじゃなかろうがゲーム本編のストーリーやエンディング自体に変化はありません。

パソコンを持っていないからと言ってストーリーが変わってしまったり見られないエンディングが出てきたりするようなことはないので安心してくださいね。

まとめ

ドキドキ文芸部プラスはドキドキ文芸部のファンのためのゲームと言っても過言ではなく、ドキドキ文芸部と比較して以下のような特徴があります。

  • サイドストーリーが用意されている
  • 追加のイラストが収録されている
  • 追加の楽曲が用意されている
  • ミュージックプレイヤーがある
  • 多くのゲーム機でプレイできるようになった
  • 第三の目やProject Libitina関連のヒントが増えた
  • 有料になった

過去にパソコンでドキドキ文芸部をプレイしたことがあり、その世界観にハマった人にはオススメのゲームです!


ドキドキ文芸部の解説と攻略トップページはこちら。

【ドキドキ文芸部!】解説&攻略トップページ

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