このページはネタバレを含みます。第1章後編までプレイが終わっていない方は見ないようにしてください。
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このページでは『キミガシネー多数決デスゲームー』の『第1章後編終了時の未解決の伏線』ついて語りたいと思います。
みなさん『キミガシネー多数決デスゲームー』というゲームはもうプレイされましたでしょうか?
特に第1章後編は色々と伏線を張っていきました。これらが今後の話にどう繋がるのか?まだ第1章後編までですが、ドキドキする展開に加え、多くの謎が残ったままのため次章以降がとても楽しみです。
個人的な仮説と考察を含むため、このページに記載した内容が正しいとは限りません。「それはあるかもね」程度に思ってもらえればと思います。
破れた紙の謎
個人的に一番気になっているのが破れた紙の存在です。このアイテムには非常に謎が多い印象です。
名前の横のパーセンテージの意味は?
予選投票の討論の際に少し取り上げられましたが、結局未解決のままの名前の横のパーセンテージ。第1章後編までで、次の8人のパーセンテージが分かっています。
名前 | パーセンテージ |
---|---|
千堂院 沙良 | 15.5% |
車田 直道 | 9.9% |
篠木 敬二 | 9.5% |
B.B Q太郎 | 8.8% |
八分雨 ありす | 6.6% |
影山 蘭丸 | 5.3% |
笹原 恵 | 4.9% |
三島 和巳 | 3.0% |
個人的に思うのはデスゲームの生存率とかあるのかな?と考えました。この8人の中では主人公であるサラが一番パーセンテージが高く、死んでしまったミシマ先生は一番低いので。
この8人の生存率の合計は63.5%でした。
もし、20人それぞれの生存率があり、20人の合計がちょうど100%だとしたら?残り12人の生存率の合計が36.5%となるのではないでしょうか。
4人ずつ書かれた紙が2枚で8人なら、残り3枚もどこかにあるのでは?と思ってます。もし、もう3枚の紙があったら、Q太郎とアリスの間に1枚、ミシマ先生の後に2枚でちょうど100%になりそうです。
そうなると、サラより生存率が高い人間はいない気がしています(サラの15.5%を超える人間が4人もいると、合計100%を超えてしまうため)。やっぱり主人公補正なんでしょうか。
破られた紙はなぜ捨てられていたのか?
これももう一つの謎です。あるとすれば「この紙が見られては困る」くらいでしょうか。
しかしそうなると、サラが拾った破れた紙は赤い部屋の机の上に堂々と置かれていたので、見られても仕方ないレベルです。
自分の本当の名前を明かしたアリスも直後に、慌てて持ってきちゃったのかどうかはよく分からない的なことを言っています。
ギンが拾ったほうの破れた紙(サラの名前が書かれた紙)だけは見られたくなかったのでしょうか。うーん謎ですね…
白い部屋で殺されたのは誰?
白い部屋の手錠を調べたとき、誰かが殺された光景が映りますよね。
あれは誰なんでしょうか?
デスゲームに連れてこられた20人のうち、まだ出てきていない誰かなのか。はたまたその20人とは全然別人なのか?
消えた頭はどこへ?
ミシマ先生の頭が入っていた箱の中には何もありませんでした。頭はどこへ行ってしまったのでしょうか?
- 遺体回収のときにナオが箱に入れるのをケイジが見ていたこと
- 逃げ出したナオをカイが調理室にかくまったこと
- ナオがソウの頭を殴るよう、カイが取引をもちかけたこと
ナオが居なくなった間にカイが頭をどこか別の場所に移動させた可能性は考えられそうです(正直なところ、ギンが予選投票の討論時に言っていた「中身がテレポートする箱だった説」は考えにくい…)
そうなると「なぜ頭を隠したのか?」は重要になってくると思います。
ケイジは今も警察官なのか?
ケイジは自分を警察官だと言っています。
しかし、サラたちが「ケイジは本当に警察官なのか?」と考えるあたり、正直怪しいところです。
尊敬する人は”いる”ではなく”いた”
ミシマ先生の遺体が回収される直前、ジョーから「尊敬する人はいたのか?」と聞かれた際にケイジは「…いたけど?」と答えています。
発言に含みがありました。また、”いた”という過去形なのが気になります。
もう一人の警察官
上の画像の『破れた紙』にも書かれていますが、もう一人警察官がいるようです。笹原 恵という恐らく女性の方。
アリスが殺人犯であること、ミシマ先生が高校教員であることに加え、影山 蘭丸という人物が高校生であること(酒場のボードの未成年欄に『ランマル』の記載がある)から、紙の記載通り、笹原 恵が警察官なのは間違いないでしょう。
過去に人を撃ってしまったケイジ
青い部屋でのロシアンルーレットの討論の際、ケイジは「過去に人を撃ってしまった」ということを明かしています。
それがどういう状況で誰を撃ってしまったのかについては語られていません。
これは僕が思う仮説ですが、ここまでの話から考えると「ケイジは過去に、尊敬していた警察官だった笹原 恵を撃ってしまった」のではないでしょうか。
- 誤って撃ってしまった笹原 恵が死んでしまっていたら?
- もうこの世に居ないとしたら?
ケイジにとって尊敬する人がいたのは過去の話になってしまいます。
もしそれが事実なら「なぜ死んでしまった笹原 恵の名前が破れた紙に記されているのか?」は正直なところ分かりません。
カイと誘拐犯の関係
決選投票の前にも、カイは自ら「誘拐犯側と接触があった」と言っているので、嫌われ役ながら割と重大な役目でした。
しかし不運にも、決選投票の結果を受けてカイは死んでしまいます。
- 誘拐犯とカイの関係は?
- 誘拐犯とカイは本当はどんなやり取りをしていたのか?
- 誘拐犯がデスゲームを行う目的は?
- カイとサラ(千堂院家)との関わりは?
ありとあらゆる謎を抱えてしまったまま居なくなってしまいましたね…。
今後の展開でどうなるのか、楽しみなところです。
第1章後編のエピローグ
ソウとカンナの関係
エピローグでソウが「全てを知りたい…そう言ったのは キミの方だ」とカンナに言っています。
メインゲームの役職の議論のときにも、カンナは「自分は賢者だ」「ソウが鍵番だ」と嘘をついています。
ソウとカンナは手を組んでいるのは間違いないでしょう。むしろ、ソウがカンナに何か吹き込んでいるのかもしれません。
カンナは最初の試練で、最も身近な存在の姉を亡くしています。ミシマ先生からは「姉を救うことはできなかった」と言われ、ホエミーからは「姉殺し」と言われていました。
自分は姉を救えたのか?どちらが正しいのか分からない。
そんな困惑したカンナにソウが何か話をもちかけたのではないでしょうか。(もしくは何か知ってそうなソウにカンナ自ら声をかけたのか?)
アリスが殺した人間の正体とは
エピローグの最後の最後にアリスが「かつて人間を一人殺した」「その名前は日和 颯」と言っています。
日和 颯といえば名前だけ見るとソウのこと。でもソウは生きています。
これは何を意味するのでしょうか?可能性は次の2パターンのどちらかだと思っています。
- 日和 颯は既に死んでおり、ソウが名乗る『日和 颯』は偽名(別人説)
- 殺したと思っていた日和 颯は実は死んでいなかった(生きてる説)
まず偽名説ですが、ソウが本当の日和 颯になり切る必要性が何かあったのではと考えます。
例えば、殺された日和 颯がデスゲームの真相を握っていて、それを探るためにソウが偽名で潜入しているとか。ソウがデスゲームに連れてこられた理由って語られてましたっけ?(語られていたらごめんなさい)
次に、生きてる説。ソウは何か隠しているんじゃないでしょうか。
特にマフラーの下がどうなってるのか見てみたいですね。首輪も見えないし(本当に付けてる?)、マフラー取ったらかつての傷跡があったりして。
見えないところに重大な何かを隠しているのは逆転裁判でもよくあったので、同じようなパターンなのかなと感じました。
いずれにせよ、アリスがなぜ日和 颯という人物を殺したのかは現時点で分かりません。殺したのが故意なのか過失なのかによって変わってきそうですね。
もちろん、殺された『日和 颯』と『日和 颯』を名乗るソウは偶然同じ氏名だがまったくの別人であるという説(同名説)もあるでしょう。
しかし同名説だと、敢えて意味ありげに伏線を張る必然性は薄いと考えます。
以上、気になる未回収の伏線と個人的に考える仮説でした。
もし、こうなんじゃないの?という話があれば是非ご指摘ください。